防衛機制について

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今回は、防衛機制について考察します。

防衛機制は必要ですが、過度になる場合、願望達成で問題になります。

(防衛機制とは、心の安全装置であり、欲求不満などで適応ができない
場合、心理的に安定した状態に保つための作用)と説明されています。

日常生活で、頻繁に、防衛機制をしている場合、願望達成は
困難になります。防衛機制のなかで、問題になるのは、次の
二つです。この二つを知っておけばよいでしょう。

二つとは、合理化と抑圧です。
多くの場合、問題になるのは、この二つです。

合理化:心の葛藤を正当化するために、自分に都合のよい理屈で
埋め合わせをしようとする心理作用。『すっぱいブドウの理論』と
『甘いレモンの理論』があります。

『すっぱいブドウの理論』は、高校時代に、倫理社会の授業で
お聞きになったことがあるのではありませんか?

これは、一匹の狐が、木になっているおいしそうなブドウを見つけ、
それを取ろうと飛び上がるのですが、結局、取ることができず、
「あのブドウはどうせすっぱいに違いないさ」と言って、取ることを
あきらめるというものです。

つまり、事実を捻じ曲げ、自分に都合のよい解釈をすることです。

『すっぱいブドウの理論』でいえば、事実は、ブドウはおいしいと
思ったということです。そして、とろうとしたけれど、とれなかった
というのが事実です。都合のよい解釈とは、どうせすっぱいに
違いないと考えたことです。

願望達成においては、事実情報は、極めて重要な情報です。
この情報は、一次情報といいます。

この一次情報に問題がある場合、願望達成は、非常に困難に
なります。なぜなら、私たちが、願望達成を行う場合、過去
の情報を活用し願望達成を行なうからです。
このデーターに誤りがあれば、使い物になりません。

問題は、よけいな解釈を入れてしますことなのです。

この解釈は、信念と密接な関連をもっています。
そして、このようにしてできた信念が最後には、
あなたの願望達成を妨げるのです。

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